被保険者各位
平素は健康保険組合事業運営にご理解ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。2022年2月24日に開催された予算組合会で介護保険料率が改定されましたので、お知らせいたします。
介護勘定につきましては、ご承知のとおり高齢化の進展と介護費用の増嵩と併せ医療保険者の介護納付金が急増しております。
介護保険料率は納付金と保険料が単年度で均衡がとれるようにすることが基本ですが、当健康保険組合は、納付金不足の場合に用いる準備金が比較的潤沢であったことから、協会けんぽなど他の医療保険者が1.8パーセント程度のところを、準備金繰り入れなどにより2015年度から介護保険料率を1.40パーセントに据え置きしておりました。しかしながら、準備金繰入余力がなくなり単年度収支均衡(介護納付金の納付を賄うに足る保険料徴収)とするためには介護保険料率の引き上げが必須の状況となってしまいました。そのため、来年度の介護保険料率改定について組合会で審議していただいた結果、下記のとおり引き上げさせていただくことになりました。
出費多端の折から誠に恐縮ながらご賢察賜り何卒宜しくお願い申し上げます。
2021年度予算策定時の介護保険料率
1. 健康保険組合連合会平均 1.765パーセント
2. 協会けんぽ 1.800パーセント
3. 当組合2021年度 1.400パーセント
(2022年度1.940%に改定)
記
1. 改定年月日・2022年3月1日(4月納付保険料からとなります)
・任意継続被保険者は2022年4月1日
2. 改定後料率・1.940%(事業主と本人で各々0.97%負担。2021年度は各々0.70%)
被保険者一人当たりの負担増加額 1,279円/月(平均標準報酬額47万円)
3. 改定理由 ・介護納付金の納付を賄うに足る保険料を要するため